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真実と事実と 魔女になる方法

震災以来、久しく間が空いてしまいました。
 (その前からだって亀更新だったけど)

生きてます。関東も宮城も知り合いは皆無事でした。
私は不自由なく暮らしています。

被災地の皆様にお見舞いを申し上げます。
なんて…聞き飽きてるでしょうが、他に言葉が浮かびません。
「お決まり文句なんて好きじゃない」と中二みたいなことを思っていたけど、
だからこそ定型文は存在するのでしょうね。



それとニュースを見ていても思ったのですが、

事実の残酷さは半端ないと。

ニュースは「一個人には真偽の確かめようがないけど、真実だと信頼している」赤き真実のようなもの

情報の魔女は言う「死者行方不明者は1万人以上である。

 『嘘だっ!そんなのとても信じられない…っ』

「信じられぬなら、津波の映像を何度も見せてやろう。さあさ、よぉく御覧なさい。これだけ大規模の被害が出ているのに、信じぬというのか」

 『嫌だ信じたくない・・・・そうだ、遺体なんて映ってないじゃないか。それなら"無かった"と主張できる…』

「ならば見せてやるよ!ネット上にはごまんと画像があるんだぜぇ? 報道の自由とやらは遺族の気持ちよりも尊いものらしいな?……撮ったやつら最悪だろぉ?お前も画面の前でおんなじ顔してるぜえ?! くっひゃひゃひゃ…!」

 『――――――――っ!』




最悪で構わないのですが、しかし、それを見ても、まだどこか信じがたい。
だって、リアリティを求めたドラマや映画のそれと違いなんて分からない。

ああ、だから「ブラウン管議論」のベアトのゲームの死体は確実な検死の為の残酷さなのでしょう。
「残酷さが許さない」?なんて無知で愚かな台詞だったのかしら。手前の為だってのによ。
それなのに。「バケモノ」だなんて。「悪かった。」今更よ、遅すぎる。


それと、EP8終了時点では
「真実とか信じる心とかそーゆーのじゃなくて、何があったのか事実を曝しやがれ」
と思ったものですが、真実であって事実でないのは、事実が残酷で無産だからなんだなと。

実際、震災後しばらくは、創作する余裕などありませんでした。
事実は何も生み出さない。どころか、思考を殺す。一に満たない大勢の家具を殺す。

これは作者から私たちへの優しさなのかもしれませんね。
優しさというよりは、これが『うみねこ』のテーマなのだと思います。
ヤスのように、ベアトのように、バトラのように、八城十八のように、寿ゆかりのように…作者のように
あなたも・・・・



…はい、だから私も。
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山羊は空を仰ぐ

山羊の皆さんとは誰のことか
キャストロールで唯一さん付けされる者たち
映画やドラマでよくみるエキストラの「**町の皆さん」のようなそれは、
やはり私達でしょうか?


読後、掲示板や動画コメントを見て、思った以上に批判の多さに吃驚しました。

「ここまで読んできて、時間と金の無駄だった。」とか
まあ、期待していた物と違ったら「時間返せ」と言うのも分からなくないんですけど、あまりにも汚い言葉が多くて…ちょっと怖かった。

批判否定罵倒の言葉の羅列。
見るだけでも気分良くないのに、自分に向けられる言葉かと思うと、どんなに傷つくだろう。
思わず臭い息と言ってしまうのも理解できます。

たまに考察が投稿されてもossnと返すだけで、盛り上がらない。
(ossnとは「お前が そう思うんなら そうなんだろ」に「猫箱だがな」がプラスされたネット用語と解釈しています。)


なるほど、彼らは確かに山羊である。
吐く息は臭く、語り場を食い荒らし、ossnの毒素で遮断する。
語り場はもはや機能せず、まさしく自らの足場を食いちぎり、落ちてゆく山羊のようではないか。



ただし、誰でも山羊から脱することが出来る。出来ますよね?ベアトリーチェ様…

 スタッフロールのフォントのあのでかさ。
「山羊の皆さん。そう、画面の前のアナタですよ。あなた方は山羊です。」と語りかけてくるようでした。
しかしそれはあくまで「山羊役です。」と言っているのではないかしら?

観劇してる魔女たちも、舞台に上がらざる得なかったように、
我々もただ観劇するだけでは許されなかったのです。
いいえ、もっと良い言い方をすれば、手を差し伸べてくれたのです。
レナが羽入に手を差し伸べたように。


確か、山羊の頭は仮面で脱着可能でしたよね。
思考停止で只汚い言葉を吐くだけの山羊は落ちていったけど、
考えるだけで、きっと足下は生まれる。
もしも真実にたどりつけたなら、仮面を脱ぎ捨てて、一人のキャラクターになれるかも知れない。

真実とは真相でなくて良い。
作者のメッセージを的確に受け取ったなら、
60人以上いるキャラクター達の中に+自分(のキャラ)を紛れさせることだって出来るかも。


雪解けの裾で
山羊は空を仰ぐ
眠り めざめ
思い出せば話そう




                                              ハルディンホテルより







プロフィール

ことん

Author:ことん
おはようございます。
このブログには個人的な解釈・妄想が多分に含まれますが、別解を否定する目的はありません。元より、相違だけで否定出来るはずもありません。
ただ私も魔女になりたい。そのための修行の場なのです。

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